普通の大学と通信制大学の違い
普通の大学は通信制大学と比べて「通学制大学」と呼ばれています。通学制大学に就職している社会人が行こうとすると、高校ほどではないとはいえ通学しなければいけません。また、ある程度の通学制大学に行くには合間をぬって勉強しなければ入ることが出来ません。多くの場合、休職や退職しなければならなくなると思います。その点、通信制大学はその名の通り「通信制」なので、通学する必要がありません。インターネットやテキストを使って学びます。その代わりに「スクーリング」と呼ばれるものが必要になりますが、土日や夏季・冬季に集中して行われるなど働きながらでも学びやすくなっています。また、試験も書類のみなので入りやすく、受験勉強の必要がほとんどはありません。
通学制大学と通信制大学の費用の違い
通学制大学に進学する場合、初年度の納入金はざっと100万前後、もしくはそれ以上かかってしまいます。さらに、国立か私立か・理系か文系かによって差があります。また、一人暮らしになってしまうと更にお金が必要になります。しかし、通信制大学の場合、20万程度に抑えることが出来ます。そして、それよりも安い通信制大学もあります。どちらを卒業しても、同じ大学卒業の資格(学士号)が与えられます。もちろん、就職している社会人だけが通信制大学を利用するわけでもなく、調べると一般的に大学で学ぶ年齢(18~22歳)でも通信制大学(もしくは通信制学部)に在籍している学生もいることが分かります。通学制大学と通信制大学には、他にもいくつかの違いもあります。