大学入試は通常の形式と異なる
通信制大学に入学を希望する場合、オンライン入試を受けて合格した人が受講できるようになると考える場合が多いです。しかし、実はオンライン入試は存在していません。通信制大学では入試を行う場合、書類選考で合否が決定してしまうため、オンラインで入試をする必要がないからです。基本的に通信制大学に入学できるのは、高校を卒業した人、入学する年の3月に卒業見込みの人、または同等以上の学力があると認められた人です。高校を卒業もしくは卒業見込みのある人は、高校に通っていれば卒業できる限り資格を取ることができます。同党の学力があると認められた人の場合は、高卒認定試験合格者やインターナショナルスクールに通っていて国際バカロレアをはじめとした資格に合格している人です。
書類を正確にそろえて提出すること
一部の大学では小論文試験が存在していますが、オンラインではなく自宅で小論文を執筆して仕上げ、郵送で提出する形となります。それ以外の大学では出願書類をそろえて提出することで合否が判明するため、書類を正確にそろえることが必要です。
必要とされている書類としては入学し願書、最終学歴の成績証明書、卒業証明書あるいは高校を出た人は調査書、志望理由書、健康診断書などが挙げられています。なお提出する書類の中には戸籍謄本を用意しなければならない場合もあるため、前もって役所に申請して用意しておきましょう。申請方法は直接出向くほか、自治体によっては郵送なども対応しているため、確認することが必要です。書類をそろえて提出すれば、あとは合否を待つのみです。オンラインで受験をすることはできないため、間違えないようにしてください。