通信制大学にはどのような授業形態がある?
通信制大学は、さまざまな事情から大学へ通えない方のために創設されたものです。以前はテキストと一定回数、あるいは一定期間通学するスクーリング形式が中心でしたが、近年ではインターネットや衛星放送を活用したオンライン講座を行う大学が増加しているんですよ。通信制大学でのオンライン講座は、通学制の大学とは異なり基本的に出席する必要がないので、遠方で通学ができない方なども負担なく学べるんです。大学によってはスクーリングを行うこともありますが、現在ではオンライン授業のみの大学がほとんどです。オンデマンド型の講義ですからいつでも高品質の講義を受けられ、双方向性のあるツールの使用により忙しくてまとまった学習時間が取れない方でも、いつでも好きな場所で自分のペースで学習できるのが特徴です。
オンライン講座によるメリットやデメリットは?
オンライン講座によるメリットは、大学や学部による違いは多少ありますが、比較的学費などが安いことです。テキストが不要な大学も多く、インターネット環境と機器さえあれば、自分のスケジュールに合わせて学習できるのが魅力です。大学へ行くと通学や待ち時間などがあり、時間が無駄になってしまいますよね。でも、オンライン講座であればいつでも授業を受けられるので無駄に時間を消費することもありません。
一方でオンライン講座は、自分でしっかりと学習計画や提出課題についての管理をすることが必須になります。忙しくて課題の提出を忘れるようだと、かなり評価が厳しくなる可能性もあるので注意しましょう。また他の生徒とのやり取りがないので、モチベーションを保てなかったり、質問をしても回答を得られるまでに時間がかかるのもデメリットです。